スマホアプリで請求書作成!メリットやおすすめアプリをご紹介

スマホアプリで請求書作成!メリットやおすすめアプリをご紹介

請求書アプリは、請求書の作成業務が効率化に役立つツールです。
紙の請求書が不要になるので、ペーパーレス化も実現しやすくなることでしょう。

そのほかにも、請求書アプリにはたくさんのメリットがあります。
そこで、本記事では、請求書アプリのメリットや選び方のポイントなどを解説したうえで、おすすめの請求書アプリをご紹介していきます。

請求書とは

請求書は、買い手側へ納品した商品などの代金を請求する際に用いる書類のことです。
買い手側に対して、取引上で発生した支払内容を伝えて、代金を支払ってもらう役割があります。

請求書は、売り手側と買い手側との間で対価が生じる取引が行われた証拠になる書類です。
取引が済んだ後も、一定の期間は廃棄せずに保管しておかなくてはなりません。
法律で定められた請求書の保存期間は、法人の場合が7年間個人事業主やフリーランスの場合は5年間です。

請求書を発行するのは売り手側です。
法律で定められたフォーマットや書式がないため、自社で自由な形式で作成しても問題はありません。
ただし、請求書は、お金が絡む重要な書類となりますので、正確な情報をきちんと記載しておくことが求められます。
請求書の記載項目は以下の通りです。

  • 書類作成者の氏名又は名称
  • 取引年月日
  • 取引内容
  • 取引金額(税込額)
  • 書類の交付を受ける事業者の氏名又は名称

請求書アプリのメリット

請求書のアプリを導入することで得られる具体的なメリットは以下の通りです。

業務効率化

請求書の作成や管理は大変な手間がかかります。
そこで重宝するのが、請求書アプリです。

請求書アプリには、テンプレート、送付ステータス管理、レポートなどの請求書業務に役立つ機能がたくさん搭載されています。
それらの機能を上手に活用すれば、スピーディーな処理が行えるようになるでしょう。

スマートフォンに対応したアプリを選んでおけば、社外でも請求書業務が可能となります。
わざわざ外出先から会社へ戻って対応する必要がなくなるため、従業員の負担軽減にもつなげることができます。

管理コスト削減

請求書アプリを導入すれば、メール送信で請求書の送付が完了します。
紙の請求書のように、切手代、用紙代、封筒代などのコストが発生しないため、コスト削減が実現できるのです。

さらに、請求書関連のデータをクラウド上で一元管理できるようになります。
担当者の管理の手間が省けるようになれば、残業代などの人件費削減効果も期待できるでしょう。

いつでもどこでも利用可能

いつでもどこでも利用できることも請求書アプリのメリットです。

モバイル通信やWi-Fiなどのインターネットが利用できる環境、スマートフォンやタブレットなどの対応端末があれば、社外からでも利用できます。
出張先や営業先からでもすぐに対応できるでしょう。

さらに、請求書アプリは、リモートワークやテレワークにも活用できます。

ペーパーレス化

請求書アプリを利用すれば紙の請求書が不要になるため、ペーパーレス化も実現できます。
紙ベースでの管理が不要になれば、請求書の紛失や盗難などのリスクを避けることができ、セキュリティも強化できることでしょう。

請求書アプリの選び方

ここでは、請求書アプリの選び方のポイントを4つご紹介します。

法制度に対応しているかどうか

請求書は法令を遵守したうえで、適切に保管することが義務付けられています。
請求書アプリを選ぶ際には、『インボイス制度』や『改正電子帳簿保存法』などの法制度に対応している製品を選びましょう。

インボイス制度の概要|国税庁 電子帳簿等保存制度特設サイト|国税庁

利用可能な料金かどうか

請求アプリの料金は、各社によりけりです。
高額な料金プランを選んでしまうと、ランニングコストが高くついてしまいかねません。

自社にとって適正な料金かどうかをよく判断しておくことが大切です。

必要な機能があるか

機能をチェックしておくことも、請求アプリ選びの大事なポイントです。
自社が本当に必要としている機能が揃っているかを調べておきましょう。

本格的に導入する前に、まずは無料のプランやデモ版などを試してみるのも手です。

セキュリティ強度が高いかどうか

安心して請求書の作成や送付を行うためにも、セキュリティ強度の高い請求アプリを選んでおいたほうが良いでしょう。

おすすめの請求書アプリ4選

最後に、おすすめのおすすめの請求書アプリを4つご紹介します。

Misoca

Misocaは、弥生株式会社が提供しているクラウド請求書作成サービスです。
請求書のほか、見積書や納品書などにも対応しており、帳票の発行や送付はワンクリックで行えるのが特徴となっています。
インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しており、高度なセキュリティ体制も用意されているので安心です。

OS iPhone/Android
プラン(スマホ) ・無料プラン(請求書の発行枚数が月10枚まで)
・プラン15ライト (請求書の発行枚数15枚まで)

freee

freeeは、freee株式会社が提供しているクラウド請求ソフトです。
フォームに沿って入力するだけで簡単に請求書や納品書などが作成できます。
40種類以上のテンプレートも用意されています。
法制度にも対応しており、インボイス制度にも対応した請求書の発行も可能です。

OS iPhone/Android
プラン(スマホ) 無料(アプリ内課金あり)

Square

Squareは、Square, Inc.が提供している請求アプリです。
請求書の作成、自動リマインダー、リアルタイム追跡、レポート作成、資金への即時アクセス機能などの機能を搭載しています。

OS iPhone/Android
プラン(スマホ) 無料プラン(無制限)

Jimuu

Jimuuは、エフアンドエムネット株式会社が提供している見積・請求書作成アプリです。
請求書、検収書、納品書など、合計6つの書類を作成することができます。

OS iPhone/Android
プラン(スマホ) ・無料プラン
・プレミアムプラン(月額500円)

建築業向け管理システム アイピア

建築業向け(リフォーム・工務店)管理システム アイピア

アイピアは建築業に特化した一元管理システムであり、顧客情報、見積情報、原価情報、発注情報など工事に関する情報を一括で管理できるため、情報集約の手間が削減されます。
さらに、アイピアはクラウドシステム。外出先からでも作成・変更・確認ができます。

まとめ

請求書アプリを使えば、手間のかかる請求書作成や管理業務が効率化できます。
ペーパーレス化や管理コスト削減なども実現しやすくなります。

いつでもどこでも利用できるため、テレワークとしても活用できるでしょう。
各社からいろいろなタイプの請求書アプリが提供されていますので、自社にとって必要な機能が揃っているものを選んでみてください。

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