【最新版】請求書作成ソフトおすすめ10選!業務を効率化する方法や導入のメリットを解説

業務を効率化する方法や導入のメリットを解説

請求書の作成、発行、管理などの業務を簡略化したいのであれば、専用のソフトやを導入してみてはいかかでしょうか。
本記事では、請求書ソフトの役割や主な機能などの概要、導入するメリット、選び方のポイントなどを詳しく解説します。
また、おすすめの請求書ソフトもご紹介していきます。

請求書ソフトとは?

請求書ソフトは、請求書の作成や管理などの業務を効率化できるソフトのことです。
パソコン上ですべての請求書の一元管理ができ、さらに作成した請求書を取引先や顧客などへ送付することもできます。

請求書ソフトの役割

請求書には、提供した商品やサービスなどの対価を回収する役割があります。
取引先からお金を受け取るために、請求書には金額や取引の内容を明記しておかなくてはなりません。

また、請求書には、取引があったことを証明する役割もあります。
そのため、法律によって請求書を一定期間、適切な方法で保管することが義務付けられているのです。
請求書ソフトは、このような請求書の役割を確実、かつスピーディーに実行するために欠かせないものとなっています。

主な機能

請求書ソフトには、さまざまな機能が搭載されています。
代表的な機能としては、帳票作成請求書送付請求書管理などがあります。
請求書のほかに、見積書、領収書、納品書、注文書などいったさまざまな書類に対応している請求書ソフトも少なくありません。
テンプレート機能やシステム連携などを搭載した請求書ソフトを導入すれば、日々の業務がより効率化しやすくなることでしょう。

おすすめ請求書ソフト11選

ここでは、おすすめの請求書ソフトを11個ご紹介していきます。
各製品の主な特徴や機能ほか、価格や体験版の有無などもお伝えしていきますので、選定時の参考にしてみてください。

建築業向け管理システム アイピア

アイピアは、建築業向けの業務管理システムです。
請求書の発行や管理はもちろん、顧客や入金、原価、見積管理等工事に関わるあらゆる情報を一元で管理できます。
建築業でソフトやシステムを探しているならぜひ一度ご利用いただきたいシステムです。

事前に情報を入力しておけば、ワンクリックで請求書を発行できます。
インボイス制度にも対応している為、安心してご利用いただけます。

参考価格 要お問合せ
機能見積作成、原価発注管理、工程管理、書類・写真管理、顧客管理、営業進捗管理、請求管理、入金管理、帳票作成、現場日報管理、物件管理、労務管理、在庫管理、その他
体験版 無料トライアル有
運営会社株式会社アイピア

Misoca

Misocaは、たった3ステップで請求書の作成や管理ができるのが特徴です。
主な機能は、ロゴや印影の挿入、請求書の自動作成予約、PDF発行、テンプレート、ステータスや受発注管理などです。
他社の会計ソフトとの連携機能も搭載しています。
インボイス制度や電子帳簿保存法などにも対応しており、利用時に追加費用はかかりません。

参考価格 無料プラン・・・無料
プラン15・・・月額800円
プラン100・・・月額3000円
プラン1000・・・月額10,000円
機能見積書作成、請求書・納品書作成、見積・入金・売上管理、その他
体験版 無料トライアル有
運営会社弥生株式会社

マネーフォワードクラウド請求書

マネーフォワードクラウド請求書は、請求書のほかに、見積書や納品書や領収書などの書類にも対応しているのが特徴です。
主な機能は、取引先や品目の自動入力、毎月自動作成、PDF出力やダウンロード、メール送信、一括郵送などです。
テンプレート切り替え機能も搭載しており、見栄えが良い請求書を簡単に作成できます。
インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しています。

参考価格 スモールビジネス・・・35,760円/年
ビジネス・・・59,760円/年
機能見積書作成、納品書作成、請求書作成、領収書作成
体験版 無料トライアル有
運営会社株式会社マネーフォワード

楽楽明細

楽楽明細は、5,000社以上で導入されている人気の請求書ソフトです。
主な機能は、帳票レイアウト、承認フロー、差し替えや修正発行、即時発行、予約発行などです。
メールアドレス収集機、宛先まとめ機、一括同封などの便利な機能も搭載しています。
インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しており、インボイスの発行や一元管理を簡単に行うことが可能です。

参考価格 初期費用100,000円~
月額25,000円~
機能帳票発行を自動化、CSV/PDFでカンタン連携、電子帳簿保存法に対応、その他
体験版 無料トライアル有
運営会社株式会社ラクス

Zoho invoice

Zoho invoiceは、中小企業向けに特化した請求書ソフトです。
主な機能は、請求書や見積書発行、支払管理、工数管理、経費管理、顧客ポータル、請求レポートなどが挙げられます。
多言語、複数通貨に対応しているのが、Zoho invoiceの特徴です。
海外との取引が多い企業にとっては使いやすいソフトでしょう。
Zoho invoiceは無料で提供されているため、料金は発生しません。

参考価格 無料
機能見積書発行、工数管理、経費管理、複数通貨/言語に対応、繰り返し支払の自動化、その他
体験版
運営会社ゾーホージャパン株式会社

BtoBプラットフォーム請求書

BtoBプラットフォーム請求書は、国内で高いシェア率を誇る電子請求書ソフトです。
証券会社、デパート、IT企業など80万以上の企業で導入実績があります。
主な機能は、請求書の自動発行、入金消込、支払通知、関連書類の添付、会計ソフトとの連携などです。
そのほか、郵送代行サービスも用意されています。

参考価格 初期費用100,000円〜
月額利用料20,000円〜
機能会計システムへの転記・連携の自動化、通知書機能、電子請求書自動発行、入金消入システム、その他
体験版 無料デモ有
運営会社株式会社インフォマート

請求管理ロボ

請求管理ロボは、500社以上で利用されているクラウド型の請求書ソフトです。
主な機能は、請求書業務や債権管理の自動化です。
事前に設定をしておくことで、毎月自動で請求書の発行や送付などの処理を行ってくれます。
与信審査から回収などの請求代行サービスも利用できます。

参考価格 月額利用料59,000円〜
機能請求書管理、決済管理、売掛管理、入金管理・入金消込、SFA/CRM連携、会計連携、その他
体験版 無し
運営会社株式会社ROBOT PAYMENT

board

boardは、中小企業や個人事業主向けのクラウド請求書作成ソフトです。
主な機能は、各種書類の作成、発注や支払管理、案件単位の損益管理、自動ロック設定、会計ソフトとの連携などです。
そのほかに、英語外貨対応、三井住友銀行API連携、シングルサインオンなどのアドオンも用意されています。

参考価格 Personal・・・980円(税抜) / 月
Basic・・・1,980円(税抜) / 月
Standard・・・3,980円(税抜) / 月
Premium・・・5,980円(税抜) / 月
機能営業管理、見積作成、受注管理、発注管理、納品管理、請求管理、入金管理、支払管理、損益管理、経営分析
体験版 無料トライアル有
運営会社ヴェルク株式会社

MakeLeaps

MakeLeapsは、請求書のほかに、検収書や領収書など9種類の書類に対応しているのが特徴です。
主な機能は、かんたん書類作成、カスタムテンプレート、外貨やバイリンガル対応、データのインポートやエクスポートなどです。
オプション機能を申し込めば、カスタムCSVインポートも利用できます。

参考価格 無料プラン・・・月額0円
個人プラン・・・月額500円/ユーザー
法人プラン・・・月額800円/ユーザー
エンタープライズプラン・・・月額25,000円/社
機能請求書発行、郵送代行、入金管理、外部連携
体験版 無料トライアル有
運営会社メイクリープス株式会社

会計freee

会計freeeは、個人事業主や中規模企業で導入されている請求書作成ソフトです。
主な機能は、請求書作成、テンプレート、請求や入金ステータスのステータス管理などです。
インボイス制度対応や電子帳簿保存法にも対応しています。
1~3人までならばサービス利用料は無料となっているため、お金をかけずに導入可能です。

参考価格 スターター・・・11,760円/年
スタンダード・・・23,760円/年
プレミアム・・・39,800/年
機能会計、請求管理、自動計算機能、原価推移レポート機能、その他
体験版 無料トライアル有
運営会社フリー株式会社

KIMERA

KIMERAは、PDF化やメールへの添付などの手間をかけずに、請求書を1クリックでメール送信できるのが特徴です。
主な機能は、請求書の定期作成、CSVファイルでの一括作成、印鑑付き請求書の作成、入金の消込、前受金管理などです。
料金体系は、初期費用と月額となっています。
スタンダードプランの料金は、問い合わせが必要です。
請求管理機能のみであれば、無料プランの利用もできます。

参考価格 無料プラン・・・0円
スタンダードプラン・・・要問合せ
機能請求書定期作成、CSVファイル一括作成、印鑑付き請求書の作成、入金の消込、前受金管理、その他
体験版 無し
運営会社TOWN株式会社

請求書ソフトを導入するメリット

電子帳票システムの選び方

請求書ソフトを活用すれば、請求書に関するさまざまな業務の自動化や効率化が実現できます。
ここでは、請求書ソフトを導入することで得られる具体的なメリットを3つご紹介します。

請求書の作成・発行の業務効率化

請求書ソフトのメリットは、業務効率化が実現しやすくなることです。
手作業で行う場合には、必要なデータを参照や入力、プリントアウトなどさまざまな工程が必要です。
さらに、請求書の封入れや切手を貼って投函する作業なども発生します。

請求書ソフトを活用すれば、パソコン上での簡単な操作のみですべての作業を終えることが可能です。
請求書送付機能がある製品を選んでおけば、投函の手間も簡略化できるでしょう。

コスト削減

請求書ソフトを導入すれば、社内でペーパーレス化や電子化が実現しやすくなります。
その結果として、コピー用紙代、封筒代、切手代などが不要になり、コストの削減が実現できるでしょう。
また、請求書ソフトの導入によって作業を自動化すれば、従業員の負担を減らすことも可能です。
残業時間や休日出勤などが削減できるため、人件費の削減できることでしょう。

請求漏れや誤請求の防止

紙ベースでの管理、あるいはエクセルなどのオフィスソフトを使った作業では、入力ミスや誤請求などが発生しがちです。
その点において、請求書ソフトならば確実に処理ができるため、ミスを防ぐことができます。
スケジュール機能を搭載した請求書ソフトを活用すれば、請求漏れも防ぎやすくなることでしょう。

請求書ソフトの選び方

請求書ソフトの選び方

最後に、請求ソフト選びのポイントをお伝えしていきます。
どのような請求書ソフトを導入したら良いのかで迷った時には、まずは以下の点をチェックしてみると良いでしょう。

既存の会計ソフトとの連携

請求書ソフトを選ぶ際には、他社ソフトとの連携が可能かどうかを確認しておきましょう。
会計ソフトとの連携が可能な製品を選んでおけば、自動でデータが反映できるため、作業効率がアップします。
各請求書ソフトによって連携可能なソフトの種類や数などが異なりますので、対応バージョンなどをよくチェックしてみてください。
既存のソフトと連携できるか不安な場合には、事前にデモ版を活用してテストをしてみると良いかもしれません。

取引先へのサポートの有無

取引先が紙ベースやエクセルなどで管理をしている場合には、電子請求書に対応してもらえない可能性があります。
スムーズに移行を進めるためにも、取引先に対する導入支援を用意している製品を選んでおくと良いでしょう。

セキュリティ対策

請求書ソフトを導入するにあたっては、セキュリティ対策が必須となります。
万が一情報が流失してしまったら、大きな損害を被ることにもなりかねません。
データの暗号化、監視体制などが整っている製品ならば、安心して利用できるでしょう。

インボイス制度への対応

インボイス制度は適格請求書等保存方式のことです。
令和5年10月1日からスタート予定となっています。
制度が開始された時にスムーズに対応できるように、インボイス制度への対応の有無を事前に確認しておきましょう。

建築業で請求書作成ソフトを導入した事例

ここでは実際に建築業で請求書作成ソフトを導入した事例をご紹介します。

事例1:某設備工事会社

課題:

  • Excelによる手動請求でミスが多く、属人化・二重入力が問題に
  • インボイス制度対応に不安

効果:

  • 見積書から請求書までをワンクリックで連携可能
  • 過去の請求履歴をクラウド上で一元管理
  • PDF・郵送・メール送付の自動化により作業時間を削減
  • 適格請求書(インボイス)に対応し、制度対策も安心

事例2:某建設コンサル会社

課題:

  • インボイス制度開始により、既存のExcel・Wordでの請求業務では対応が困難に

効果:

  • 適格請求書の自動対応
  • クラウド上で保存・共有ができ、リモートワークとの両立も実現
  • 電子帳簿保存法へのスムーズな対応

請求書作成ソフトに関するよくある質問

ここでは請求書作成ソフトに関するよくある質問についてご紹介します。

セキュリティ面は大丈夫ですか?

セキュリティは、製品によってその品質は異なります。
リスクの回避・低減・共有・保有の観点で、問題がないか必ず提供元に確認・調査を行う必要があります。
また、以下を行っているかは一つの指標になります。

  • 通信の暗号化
  • データの保管場所
  • アクセス権限管理
  • 2段階認証など

英語・外貨建て請求書の作成はできますか?

一部ソフトは対応しています(MakeLeapsなど)。
外貨・言語・為替レートの指定などができるものもあります。

請求書の発行も簡単!『建築業向けシステム アイピア』

建築業向け(リフォーム・工務店)管理システム アイピア

アイピアは建築業に特化した一元管理システムであり、顧客情報、見積情報、原価情報、発注情報など工事に関する情報を一括で管理できるため、情報集約の手間が削減されます。
さらに、アイピアはクラウドシステム。外出先からでも作成・変更・確認ができます。

まとめ

請求書ソフトを導入すれば、コスト削減や業務効率化のほか、請求漏れや入力ミス防止などのメリットが得られます。
そのほかにも、リモートワークが導入しやすくなる、電子帳簿保存法へ対応できるといったメリットもあります。
本記事でご紹介したおすすめ請求書ソフトや選び方のポイントを参考にしながら、自社の業務形態にマッチした製品を選んでみてください。

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