請求書の作成、発行、管理などの業務を簡略化したいのであれば、専用のソフトやを導入してみてはいかかでしょうか。
本記事では、請求書ソフトの役割や主な機能などの概要、導入するメリット、選び方のポイントなどを詳しく解説します。
また、おすすめの請求書ソフトもご紹介していきます。
請求書ソフトとは?
請求書ソフトは、請求書の作成や管理などの業務を効率化できるソフトのことです。
パソコン上ですべての請求書の一元管理ができ、さらに作成した請求書を取引先や顧客などへ送付することもできます。
請求書ソフトの役割
請求書には、提供した商品やサービスなどの対価を回収する役割があります。
取引先からお金を受け取るために、請求書には金額や取引の内容を明記しておかなくてはなりません。
また、請求書には、取引があったことを証明する役割もあります。
そのため、法律によって請求書を一定期間、適切な方法で保管することが義務付けられているのです。
請求書ソフトは、このような請求書の役割を確実、かつスピーディーに実行するために欠かせないものとなっています。
主な機能
請求書ソフトには、さまざまな機能が搭載されています。
代表的な機能としては、帳票作成、請求書送付、請求書管理などがあります。
請求書のほかに、見積書、領収書、納品書、注文書などいったさまざまな書類に対応している請求書ソフトも少なくありません。
テンプレート機能やシステム連携などを搭載した請求書ソフトを導入すれば、日々の業務がより効率化しやすくなることでしょう。
おすすめ請求書ソフト11選
ここでは、おすすめの請求書ソフトを11個ご紹介していきます。
各製品の主な特徴や機能ほか、価格や体験版の有無などもお伝えしていきますので、選定時の参考にしてみてください。
建築業向け管理システム アイピア
アイピアは、建築業向けの業務管理システムです。
請求書の発行や管理はもちろん、顧客や入金、原価、見積管理等工事に関わるあらゆる情報を一元で管理できます。
建築業でソフトやシステムを探しているならぜひ一度ご利用いただきたいシステムです。
事前に情報を入力しておけば、ワンクリックで請求書を発行できます。インボイス制度にも対応している為、安心してご利用いただけます。
参考価格 | 要お問合せ |
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体験版 | 無料トライアル有 |
Misoca
Misocaは、たった3ステップで請求書の作成や管理ができるのが特徴です。
主な機能は、ロゴや印影の挿入、請求書の自動作成予約、PDF発行、テンプレート、ステータスや受発注管理などです。
他社の会計ソフトとの連携機能も搭載しています。
インボイス制度や電子帳簿保存法などにも対応しており、利用時に追加費用はかかりません。
参考価格 | 無料プラン・・・無料 プラン15・・・月額800円 プラン100・・・月額3000円 プラン1000・・・月額10,000円 |
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体験版 | 無料トライアル有 |
マネーフォワードクラウド請求書
マネーフォワードクラウド請求書は、請求書のほかに、見積書や納品書や領収書などの書類にも対応しているのが特徴です。
主な機能は、取引先や品目の自動入力、毎月自動作成、PDF出力やダウンロード、メール送信、一括郵送などです。
テンプレート切り替え機能も搭載しており、見栄えが良い請求書を簡単に作成できます。
インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しています。
参考価格 | スモールビジネス・・・35,760円/年 ビジネス・・・59,760円/年 |
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体験版 | 無料トライアル有 |
楽楽明細
楽楽明細は、5,000社以上で導入されている人気の請求書ソフトです。
主な機能は、帳票レイアウト、承認フロー、差し替えや修正発行、即時発行、予約発行などです。
メールアドレス収集機、宛先まとめ機、一括同封などの便利な機能も搭載しています。
インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しており、インボイスの発行や一元管理を簡単に行うことが可能です。
参考価格 | 初期費用100,000円~ 月額25,000円~ |
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体験版 | 無料トライアル有 |
Zoho invoice
Zoho invoiceは、中小企業向けに特化した請求書ソフトです。
主な機能は、請求書や見積書発行、支払管理、工数管理、経費管理、顧客ポータル、請求レポートなどが挙げられます。
多言語、複数通貨に対応しているのが、Zoho invoiceの特徴です。
海外との取引が多い企業にとっては使いやすいソフトでしょう。
Zoho invoiceは無料で提供されているため、料金は発生しません。
参考価格 | 無料 |
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体験版 | 無 |
BtoBプラットフォーム請求書
BtoBプラットフォーム請求書は、国内で高いシェア率を誇る電子請求書ソフトです。
証券会社、デパート、IT企業など80万以上の企業で導入実績があります。
主な機能は、請求書の自動発行、入金消込、支払通知、関連書類の添付、会計ソフトとの連携などです。
そのほか、郵送代行サービスも用意されています。
参考価格 | 初期費用100,000円〜 月額利用料20,000円〜 |
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体験版 | 無料デモ有 |
請求管理ロボ
請求管理ロボは、500社以上で利用されているクラウド型の請求書ソフトです。
主な機能は、請求書業務や債権管理の自動化です。
事前に設定をしておくことで、毎月自動で請求書の発行や送付などの処理を行ってくれます。
与信審査から回収などの請求代行サービスも利用できます。
参考価格 | 月額利用料59,000円〜 |
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体験版 | 無し |
board
boardは、中小企業や個人事業主向けのクラウド請求書作成ソフトです。
主な機能は、各種書類の作成、発注や支払管理、案件単位の損益管理、自動ロック設定、会計ソフトとの連携などです。
そのほかに、英語外貨対応、三井住友銀行API連携、シングルサインオンなどのアドオンも用意されています。
参考価格 | Personal・・・980円(税抜) / 月 Basic・・・1,980円(税抜) / 月 Standard・・・3,980円(税抜) / 月 Premium・・・5,980円(税抜) / 月 |
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体験版 | 無料トライアル有 |
MakeLeaps
MakeLeapsは、請求書のほかに、検収書や領収書など9種類の書類に対応しているのが特徴です。
主な機能は、かんたん書類作成、カスタムテンプレート、外貨やバイリンガル対応、データのインポートやエクスポートなどです。
オプション機能を申し込めば、カスタムCSVインポートも利用できます。
参考価格 | 無料プラン・・・月額0円 個人プラン・・・月額500円/ユーザー 法人プラン・・・月額800円/ユーザー エンタープライズプラン・・・月額25,000円/社 |
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体験版 | 無料トライアル有 |
会計freee
会計freeeは、個人事業主や中規模企業で導入されている請求書作成ソフトです。
主な機能は、請求書作成、テンプレート、請求や入金ステータスのステータス管理などです。
インボイス制度対応や電子帳簿保存法にも対応しています。
1~3人までならばサービス利用料は無料となっているため、お金をかけずに導入可能です。
参考価格 | スターター・・・11,760円/年 スタンダード・・・23,760円/年 プレミアム・・・39,800/年 |
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体験版 | 無料トライアル有 |
KIMERA
KIMERAは、PDF化やメールへの添付などの手間をかけずに、請求書を1クリックでメール送信できるのが特徴です。
主な機能は、請求書の定期作成、CSVファイルでの一括作成、印鑑付き請求書の作成、入金の消込、前受金管理などです。
料金体系は、初期費用と月額となっています。
スタンダードプランの料金は、問い合わせが必要です。
請求管理機能のみであれば、無料プランの利用もできます。
参考価格 | 無料プラン・・・0円 スタンダードプラン・・・要問合せ |
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体験版 | 無し |
請求書ソフトに関する記事はこちら
請求書ソフトを導入するメリット
請求書ソフトを活用すれば、請求書に関するさまざまな業務の自動化や効率化が実現できます。
ここでは、請求書ソフトを導入することで得られる具体的なメリットを3つご紹介します。
請求書の作成・発行の業務効率化
請求書ソフトのメリットは、業務効率化が実現しやすくなることです。
手作業で行う場合には、必要なデータを参照や入力、プリントアウトなどさまざまな工程が必要です。
さらに、請求書の封入れや切手を貼って投函する作業なども発生します。
請求書ソフトを活用すれば、パソコン上での簡単な操作のみですべての作業を終えることが可能です。
請求書送付機能がある製品を選んでおけば、投函の手間も簡略化できるでしょう。
コスト削減
請求書ソフトを導入すれば、社内でペーパーレス化や電子化が実現しやすくなります。
その結果として、コピー用紙代、封筒代、切手代などが不要になり、コストの削減が実現できるでしょう。
また、請求書ソフトの導入によって作業を自動化すれば、従業員の負担を減らすことも可能です。
残業時間や休日出勤などが削減できるため、人件費の削減できることでしょう。
請求漏れや誤請求の防止
紙ベースでの管理、あるいはエクセルなどのオフィスソフトを使った作業では、入力ミスや誤請求などが発生しがちです。
その点において、請求書ソフトならば確実に処理ができるため、ミスを防ぐことができます。
スケジュール機能を搭載した請求書ソフトを活用すれば、請求漏れも防ぎやすくなることでしょう。
請求書ソフトの選び方
最後に、請求ソフト選びのポイントをお伝えしていきます。
どのような請求書ソフトを導入したら良いのかで迷った時には、まずは以下の点をチェックしてみると良いでしょう。
既存の会計ソフトとの連携
請求書ソフトを選ぶ際には、他社ソフトとの連携が可能かどうかを確認しておきましょう。
会計ソフトとの連携が可能な製品を選んでおけば、自動でデータが反映できるため、作業効率がアップします。
各請求書ソフトによって連携可能なソフトの種類や数などが異なりますので、対応バージョンなどをよくチェックしてみてください。
既存のソフトと連携できるか不安な場合には、事前にデモ版を活用してテストをしてみると良いかもしれません。
取引先へのサポートの有無
取引先が紙ベースやエクセルなどで管理をしている場合には、電子請求書に対応してもらえない可能性があります。
スムーズに移行を進めるためにも、取引先に対する導入支援を用意している製品を選んでおくと良いでしょう。
セキュリティ対策
請求書ソフトを導入するにあたっては、セキュリティ対策が必須となります。
万が一情報が流失してしまったら、大きな損害を被ることにもなりかねません。
データの暗号化、監視体制などが整っている製品ならば、安心して利用できるでしょう。
インボイス制度への対応
インボイス制度は適格請求書等保存方式のことです。
令和5年10月1日からスタート予定となっています。
制度が開始された時にスムーズに対応できるように、インボイス制度への対応の有無を事前に確認しておきましょう。
インボイス制度・会計ソフトに関する記事はこちら
請求書の発行も簡単!『建築業向けシステム アイピア』
まとめ
請求書ソフトを導入すれば、コスト削減や業務効率化のほか、請求漏れや入力ミス防止などのメリットが得られます。
そのほかにも、リモートワークが導入しやすくなる、電子帳簿保存法へ対応できるといったメリットもあります。
本記事でご紹介したおすすめ請求書ソフトや選び方のポイントを参考にしながら、自社の業務形態にマッチした製品を選んでみてください。
インボイス制度に関する記事
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