施工管理の業務改善を図りたい!効率化のためのアイテムをご紹介

施工管理の業務改善を図りたい!効率化のためのアイテムをご紹介

スケジュール通りに進まない、職人間の連携がうまく図れない、小さな事故が頻発しているなど現場の施工管理で悩みを抱えていませんか。

営業と現場の情報共有が図れない、複数の現場の管理が間に合わない、業後に現場から戻って報告書を作成し残業が多いなど、さまざまな課題があるはずです。
施工管理の業務改善を図り、働く環境を改善していくために行うべき取組と効率化のためのアイテムをご紹介します。

施工管理の仕事内容

施工管理とは工事がスケジュール通りに安全に進むよう管理し、求められる品質の工事を完成させるための取組です。
工事を安全かつスムーズに進めて完成させるために、施工計画を立て、予算管理や人員管理、資材の仕入れや申請関連書類の作成、現場で働く職人や業者の監督・指導、工程の管理、安全や品質の管理、検査業務、発注者対応など施工全体を管理していく仕事です。

現場に出て工事の進捗状況を確認したり、現場を担当する現場監督や職人に指示や指導を行ったり、安全管理などを講じます。
一方で、職場で書類や報告書の作成、資材の発注など、デスクワークも多いです。

また、業者や施主との打ち合わせ、監督官庁への書類提出など現場以外への外出も多い仕事です。

業務改善するためには

施工管理の業務はデスクワークから現場に出向いての管理、対外業務など幅広くこなします。

一人の施工管理者が複数の現場を同時進行で対応するケースも少なくありません。
日々、残業、休日出勤で業務をこなすケースもあるのが現状です。

こうしたハードワークの状態を解消し、施工管理業務の改善を図るにはどうすれば良いでしょうか。
業務の優先順位をつけること、連絡手段はメールやチャット機能を使うことがおすすめです。

業務の優先順位をつける

大量の業務があり、しかも複数の現場を抱えながら、すべてを完璧にこなそうとすると、かえって一つひとつの業務の質が下がることやミスが生じます。

業務の優先順位をつけ、施工管理者が自ら行わないとならないこと、現場監督者や職人のサポートが得られること、システムなどに任せることができることなどに分けましょう。

連絡手段はメールやチャット機能を使う

建設現場での連絡手段といえば、直接出向いて声を掛けるか、携帯電話が主流です。
現場で直接話す場合、作業の合間を縫って行くことや作業を中断させて現場のスタッフを集めなくてはなりません。
携帯電話は一人ひとりにかける必要があります。

たとえば、「今日は雨だから工事は中止。」といった日々の業務連絡ですら、一人ひとりに電話をすることや連絡網で回す時間がかかります。
これは非常に非効率です。
メールなら一斉送信もできますし、わざわざ現場に出向いて集まる必要もありません。
作業の合間にチェックすることも可能です。

さらに、チャット機能ならリアルタイムでお互いに情報交換ができます。
指示や指導、業務連絡にとどまらず、困っていることを相談して解決することや工事をスムーズに進めるためのアイデアを考案することも可能です。
進捗報告もでき、現場の状況がリアルタイムで把握できるのが便利です。

国土交通省がすすめる働き方「建設業働き方改革加速化プログラム」

建設業は全産業平均と比較すると、なんと年間300時間以上もの長時間労働になっている現状があります。
休日は日曜だけなど、週休2日制も十分に確保されておらず、給与水準も他産業に比べると低いです。

建設業は社会インフラの整備や災害復興に欠かせない、重要な産業であることから、働く環境を改善し、将来の担い手を確保していくためにも、働き方改革を進めていくことが求められています。

そこで、国土交通省では「建設業働き方改革加速化プログラム」を策定し、長時間労働に関する取組、給与・社会保険に関する取組、生産向上に関する取組を推進しています。
それぞれ、どのような取組が求められるのか確認していきましょう。

長時間労働に関する取組

長時間労働に関する取組では週休2日制の導入推進、長時間労働とならない適正な工期を目指し、発注者の特性を踏まえた適正な工期設定が求められます。

給与・社会保険に関する取組

給与・社会保険に関する取組では、技能や経験にふさわしい処遇や給与、社会保険への加入を当たり前になる体制への改革が求められます。
今後は、社会保険に未加入の建設企業は、建設業の許可・更新を認めない仕組みが構築される予定です。
給与水準のアップ、社会保険料の負担を考えれば、業務効率化によるコストダウンなど、いっそうの企業努力も欠かせません。

生産向上に関する取組

生産向上に関する取組では、生産性の向上に取り組む建設企業をサポートする仕組みの導入、仕事の効率化を図る取組、限られた人材や資機材を効率的に活用できる方法を考案します。
具体的には生産向上に役立つICTの積極的な活用を促すため、公共工事の積算基準等を改善します。
IoTや新技術の導入などにより、施工品質の向上と省力化を図ることなどを目指す取組です。

業務効率させるためのアイテム

業務効率させるためには業務の優先順位をつけるだけでなく、最新の便利な技術やアイテムも使いこなしていくことがポイントです。
業務効率させるためのアイテムとして、BIMやCIM、AIロボット、タブレット端末、現場監視カメラ、施工管理アプリについてご紹介していきます。

BIMやCIM

最新のICTを活用し、建設生産システムの計画や調査の段階から、設計、施工、管理の各段階まで、情報の共有化を図る仕組みを構築します。
これにより、単純作業の減少やミスや手戻りの減少、工程の短縮、安全性の向上を図り、効率的で質の高い建設生産・管理システムを構築する取組のことです。

AIロボット

AIロボットの活用により、調査や検査業務がスムーズになることや単純な繰り返し作業や逆に負担の大きい作業の自動化を図ることが可能です。
これまでは人が入ることが難しかった場所やわざわざ昇る必要があった屋根などもドローンを飛ばして、傷み具合などの調査ができます。

タブレット端末

タブレット端末は今や欠かせない便利ツールです。
施工管理者や現場監督者をはじめ、現場に携わるすべてのスタッフにタブレット、もしくはスマートフォンを配布することが目指されます。

メールやチャット機能を使ったコミュニケーションをはじめ、画像や動画を撮影して現場の進捗報告なども可能です。
施工管理アプリなどをインストールすることで、職場にいながら現場をリアルタイムで把握し、現場からリアルタイムで報連相ができます。

現場監視カメラ

現場監視カメラは施工現場に設置し、現場状況などを把握、監視できるものです。
使い方は目的に合わせ、設置場所や撮影できる範囲の調整をすることができます。

たとえば、複数の現場を管理する時間がない場合に、現場が360度、鮮明に映る現場監視カメラを設置することができます。
入口に設置し、車両の出入りや業者の出入りをチェックすることも可能です。

夜間は入口や資材置き場などの監視を通じて、近年増えている資材泥棒などの防止に役立たせることができます。

施工管理アプリ

施工管理アプリは、施工管理のために必要な機能が搭載されたアプリです。
パソコンをはじめ、タブレットやスマートフォンにインストールでき、インターネット環境を通じて、リアルタイムで職場と現場をつなぐことが可能です。

工程管理表の作成や人員配置、予算管理などの事務作業から、現場のスタッフへの連絡や現場での情報共有などもできます。
現場のスタッフが写真や動画を撮影して登録すれば、リアルタイムで現場の状況を確認できます。
アプリ上に保管された写真を活用して、発注者への進捗報告書も作成可能です。

日々の業務の日報も、アプリで簡単に作成できるので、わざわざ職場に戻ることなく、現場でスマホで報告が可能です。

クラウド型見積ソフトなら『建築業向け管理システム アイピア』

建築業向け(リフォーム・工務店)管理システム アイピア

アイピアは建築業に特化した一元管理システムであり、顧客情報、見積情報、原価情報、発注情報など工事に関する情報を一括で管理できるため、情報集約の手間が削減されます。
さらに、アイピアはクラウドシステム。外出先からでも作成・変更・確認ができます。

まとめ

施工管理とは工事がスケジュール通りに安全に進むよう管理し、求められる品質の工事を完成させるための取組です。
業務改善するためには、業務の優先順位をつけること、連絡手段はメールやチャット機能を使うことがポイントです。

国土交通省が勧める働き方「建設業働き方改革加速化プログラム」では、長時間労働に関する取組、給与・社会保険に関する取組、生産向上に関する取組が掲げられています。

業務効率させるためのアイテムとして、BIMやCIM、AIロボット、タブレット端末、現場監視カメラ、施工管理アプリについてご紹介しました。
働き方プログラムをもとに、自社に合った業務効率させるためのアイテムを活用しながら、施工管理の効率化と品質向上を図っていきましょう。


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