リフォーム見積システムおすすめ5選!選ぶポイントも解説

リフォーム見積システムおすすめ5選!選ぶポイントも解説

お客様に見積もりを頼まれてから、数日かかってしまう例はよくあります。
リフォームを前向きに考えていたお客様も、気持ちが盛り上がっていたのが、数日で冷静になってしまい、数日後に見積書を提示した頃には断られてしまうケースもあります。
スムーズにテンポ良く話が進んでいかないと、お客様の温度感が下がってしまうのはよくある話です。
リフォーム見積システムを使えば、時間をかけず提示できます。
ここからは、リフォーム見積システムについてや選ぶポイント、おすすめを紹介していきます。

リフォーム見積システムとは

本来お客様の要望を聞き自社でリフォームの見積もりを行わなければなりませんが、その一切を自動的に行ってくれるものをリフォーム見積システムと言います。

自社の中で時間をかけて項目をチェックしていきながら見積書を作成するのは大変ですが、すべてをシステムの中で行ってくれますので時間も短縮できます。
お客様の温度感が下がらないうちにどの程度費用がかかるのか見積もりを出せるため、そのまま契約につながりやすいのも特徴です。

リフォーム見積システムは探してみると、さまざまな業者から出されています。
自社に合わないものを選んでしまうと、効率良く見積もりを出せません。
選ぶポイントなども事前に知っておくと、より自社に合ったリフォーム見積システムが選べます。

インストール型とクラウド型の違いとは?

リフォーム見積システムには、インストール型とクラウド型の2種類があります。
それぞれにどのような違いがあるのか、いまいちわからない方も多いのではないでしょうか。
こちらでは、インストール型とクラウド型の違いについて、詳しく見ていきます。

インストール型の特徴

インストール型の場合、最初に料金が発生しますので、月々いくら支払わなければいけないなど別途費用がかかる場合が少ないです。
毎月高い費用を支払うよりも、一括で終わらせたいと考えている企業におすすめです。

何のパソコンを使用しているかでも変わってきますが、処理能力の高いものを使用していれば、リフォーム見積システムの処理速度も速くストレスが溜まりません。
すぐに温度感の高いお客様にどの程度費用がかかるのか提示でき、テンポ良く話を進められます。
要望などによってはデータ量が多めになってしまいがちですが、インストール型の見積システムの場合処理速度が落ちにくいです。

基本のシステムに何か別のものを連携したい場合でも、カスタマイズや外部システムをつなげやすくできています。
インストールしているため、ネット環境が良い悪い関係なく使用できます。
変に重くなることもなく、常に動作が快適です。

インターネットに接続していると、そこからウイルスが入ってきてダメになってしまう場合も多いです。
しかし、インストール型の場合は外部と接続されていないため、セキュリティの観点からも攻撃される心配が少なくなります。

カスタマイズでは、自社で使いやすいようにレイアウトを変更できます。
初期費用が高いと感じても、その後は毎月のように高い月額を支払う必要がないため、長期的に利用できればお得です。

CHECK!

インストール型の注意点

インストールしているから、外部に変なウイルスを送られる心配がないと過信してしまうのは危険です。
自社の皆で見積システムを見られるようにしておくと、各担当者が知らないところで設定を変更してしまうことも可能です。
一見便利そうに見えますが、大変危険な状態とも言えます。

作成しやすい方法なども独自で利用され、共有されず企業の資産にならない心配もあります。
一度購入したら永遠と使えるイメージがありますが、パソコンなどの端末のバージョンアップに対応していない場合も多いです。

購入した当時は最新の機器でも、何年も使っていくうちに古くなります。
続々新しいバージョンの機器が販売され、やがては古い機器のサポートがなくなってしまいます。
この時新しいバージョンのパソコンに替える際一緒に引き継げず、また新たに高い費用を出して購入しなければなりません。

クラウド型の特徴

インストール型と違い、特定の機器だけでなくインターネットに接続されている機器であればなんでも利用できます。
メインはパソコンで使用し、臨機応変にスマートフォンやタブレットを使用するのも可能です。
万が一メインで使用していたパソコンが動かなくなってしまった時も、慌てる必要がありません。
もう使えない場合も、新しいパソコンなど機器を購入してそちらをメインにして使えます。
万が一のトラブルで機器が壊れデータを紛失する心配もないため、さまざまな機器で臨機応変に使用したい場合はクラウド型がおすすめです。

複数の支店を持っている大手の企業では、皆で情報を共有したい場合もあるでしょう。
クラウド型であれば、全国各地インターネットがつながる場所であれば情報を共有できます。
火事や地震でパソコンが壊れてしまっても、データは外部のサーバー管理会社が守ってくれているため安心です。
1回取り込んでしまったら、その状態で使用しなければならないインストール型に比べて、クラウド型は定期的にバージョンアップを行っています。
パソコンのサポートが終了すると同時に新しいバージョンのOSに移っても、そのままシステムを継続して利用可能です。

CHECK!

クラウド型の注意点

インストール型と違い、インターネットにつながっていないと使用ができません。
あくまでWEB上でのサービスなため、インターネット環境がない場所では使えなくなってしまいます。
スピードがあるインターネットを使用できれば問題ありませんが、回線が遅いとすべての動きも遅くなります。
さらに、一度購入したらほとんど料金のかからないインストール型に比べて、クラウド型は毎月利用料が発生するため割高です。
特に長期的な使用をした場合、毎月費用を支払うほうが高いです。

リフォーム見積システムを選ぶポイント

リフォーム見積システムは、どの業者のものを選んでもすべて一緒ではありません。
インストール型とクラウド型の違いがあるように、さまざまな違いがあります。
ここからは、リフォーム見積システムを選んだ時失敗したとならないように、検討する際のポイントを詳しく説明していきます。

使いやすさ

説明を見て素晴らしい見積システムだと思っても、いざ使ってみたら操作しにくいのでは意味がありません。
時間をかけても自分たちで見積書を出したほうが楽だとなってしまったら、何のためにお金をかけて利用しているのかわからなくなってしまうでしょう。
改めてさまざまな知識を身につけなければ使えない見積システムではなく、パソコン操作に自信がなくても感覚的に使えて操作しやすいものを選びましょう。
すぐに文言だけを見て契約するのではなく、まず無料のトライアルなどを利用して使い心地を確かめてから契約すると後悔しません。

搭載されている機能

顧客に説明をする時に、見積もりの数値だけでは伝わりにくい部分があります。
一緒に図面や補足説明なども入れられると、初心者でもわかりやすい見積書ができあがります。

リフォーム見積だけでなく、さまざまな機能が搭載されていたほうが実際に利用した時に便利です。
少ない機能しか付いていないと、また別途欲しい機能が付いたシステムを購入しなければなりません。
そして連携もできないとなると、バラバラで管理しなければならず大変です。
すべてを集約できて一元管理ができるものが便利です。

階層分けが可能かどうか

場合によっては、表紙と明細が一つになった見積書だと見えにくい場合があります。
問題なく記載事項も少ない時は良いのですが、規模が大きくなると印字しなければいけない事項も増えます。

顧客側も何の費用かわからないと不安を感じるため、細かい見積書を要求するケースも多いです。
対応するためには、階層分けができないと難しくなります。
見積書が見やすく安心だと顧客の成約率も上がりますので、階層分けができるかどうかはチェックしておきましょう。

他業務との連携

機能が少ないと、他業務との連携もできない可能性があります。
見積システムが他業務とも連携ができるかどうかも、購入前にチェックしておきましょう。

せっかく見積システムで顧客に定時できる書類は早く仕上げられても、ほかのシステムへ自分たちで転記しなければならないとなると面倒に感じます。
自社で利用している営業が使用している積算システムや営業支援システムとの連携ができれば、業務も効率的に回せます。
集計の際にも、csvやエクセルで出力できる機能も付いているのかチェックしておきましょう。

サポート体制

せっかく便利だと導入したにもかかわらず、いざトラブルが生じた時にどこへ連絡したら良いのかわからないと大変です。
早く返信が欲しいのに時間がかかる場合もストレスになってしまいます。

気に入った見積システムが見つかったら、サポート体制はどのようになっているのか確認してみましょう。
メールでの問い合わせは24時間いつでもOKな場合も多いですが、すぐに返信が来るとは限りません。
さらに、メールしか問い合わせの方法がないと、解決するまでに時間がかかってしまう可能性もあります。
よくわからず不安だからこそ、直接操作方法などの説明を受けたい場合も多いでしょう。
オンラインでの問い合わせや電話での詳しいサポートがあるのかも、一緒に確認しておきましょう。

ほかにも、実際自社まで来てくれて、研修をしてくれるような業者もおすすめです。
目の前で使い方や不具合の原因の説明もあるため安心です。
機能が充実しているのももちろんですが、同じくらいきめ細やかですぐに受けられるサポートがあるかどうかも確認しましょう。

セキュリティ

リフォームにどの程度の費用がかかるのかだけでなく、一緒に顧客の情報や機密情報も入ります。
現代は特に個人情報には厳しい時代ですので、漏洩があった時に「すみませんでした」と謝るだけでは済みません。
何か事件が起こってからでは遅いため、しっかりとセキュリティが強固になっているリフォーム見積システムかどうかは見ておきましょう。

機能面が優れていて申し分なくても、万が一セキュリティ面に疑問を感じるようなリフォーム見積システムであれば契約しないほうが良いでしょう。
いざトラブルが起こったら会社の存続も危ぶまれる事態になってしまうので、セキュリティが厳重に付いているものを見極める力も重要です。

リフォーム会社向け管理システム『アイピア』がおすすめ!

リフォーム見積システムを選ぶポイントを見てきたところで、実際業者をいくつか検討したものの、どこが良いか自社だけの判断は難しいと感じているかもしれません。
業者ごとに優れている特徴が記載されていて、読んでみるとどこも素晴らしく迷ってしまうでしょう。

総合的な機能やセキュリティ、サポート体制を加味したらアイピアがおすすめです。
まずバラバラで管理すると大変な顧客情報から案件進捗、入出金まですべてを一元化できます。
リフォームの見積もりだけでなく、自社で必要な情報を一括で管理が可能です。
関連づけも簡単で、操作もしやすいです。
企業ごとに同じ機能が必要とは限らないため、企業ごとのニーズに合わせて使えるようにもなっています。

クラウド型でインターネットの環境があればどこでも使用できますので、パソコンがバージョンアップされたものへ変えても問題なく利用できます。
外出先や支店などさまざまな場所で情報を確認可能です。

Enterキーで次の項目へ

普段のパソコン操作と違う場合、特に機械の操作が慣れていないと使いにくいと感じるでしょう。
アイピアは見積書を作成し次の項目に移動したい時は、Enterキーを押すだけです。
普段のパソコン操作と変わらないため、新たに操作方法を覚える必要もほとんどありません。
これまで見積書をエクセルで作ってきた方も、利用の仕方は変わらないため感覚的に操作ができてすぐに慣れます。

階層見積が可能

細かく階層見積が可能なため、よりわかりやすいリフォーム見積書を仕上げられます。
アイピアで作成する場合、現在5階層まで対応できます。
簡易的なものから詳細にわたって見やすい大工事の見積書まですべて簡単に作成可能です。
階層見積を作成した後は、PDFで印刷するかエクセル形式でダウンロードもできます。

申告・承認機能あり

申告した見積書がいつまでたっても承認されないと、時間がかかってしまいます。
管理者も忙しいため、いつでも会社にいるとは限りません。
アイピアは申告・承認機能があり外出先でも確認して承認してもらうことが可能です。
外出先で空いた時間を使って素早く承認もできますし、より早く顧客などに情報を提供できるようになります。

見積マスタ機能・取り込み機能あり

以前に作成した見積もりも取り込めるため、見積テンプレートとしても利用できます。
さまざまな情報がコピーできますので、わざわざ昔を思い出しながら直接入力するような手間も省けます。
検索の仕方も簡単で、検索取り込みやマスタ取り込みをクリックすれば情報をすぐに見つけられ便利です。

積算が可能

見積書としてだけでなく、積算の入力も可能です。
重複入力もなく、自社の作業効率をグンと上げられます。
アイピアではほかにも利用しやすい機能をさまざま用意しています。

その他おすすめのリフォーム見積システム

ここからは、その他のおすすめリフォーム見積システムをいくつか紹介していきます。

リフォーム倶楽部クラウド

見積原価管理システム「リフォーム倶楽部」がクラウド版でリリース。
工事店が原価管理の業務として行なっている作業を効率的にサポートできます。

特 徴

  • どんなOSのパソコンを使用していても、リフォーム見積が快適にできる
  • 万が一システムトラブルがあっても、遠隔操作で対応可能
  • 各営業マンが常に最新の状態を把握できる
  • 過去の見積もりしたデータも、さまざまな条件で検索できる
提供形態 月額プランと買取プランから選べる
参考価格 月額プランの場合・・・1アカウント月額利用料11,000円~(税込)
買取プランの場合・・・1アカウント月額利用料363,000円~(税込)
(サーバー利用ライセンスが月額利用料7,700円~(税込))
体験版

リフォーム積算計画

リフォーム特有の複雑な積算・見積を専用システムならではの使いやすさでサポートします。

特 徴

  • 見積もりだけでなく、ウォークインホーム・プラスと連動すればリフォーム部位の積算も可能
  • スピーディーに計算し減産式で拾い忘れもない
  • 下準備をせずに導入したらすぐに使える
  • 一度作成した見積書は何回でも読み込みで可能で繰り返し利用できる
提供形態 要問い合わせ
参考価格 要問い合わせ
体験版

せきさん係長

簡単操作と積算精度が自慢です。

特 徴

  • 簡単に見積明細に画像の貼り付けができる
  • さまざま連携できるものが多く、施主様に見やすい見積書が作れる
  • カタログでは伝えきれないような関連情報も提供しやすい
  • 自由階層変換機能があり部分別と工種別見積の変換が簡単にできる
提供形態 要問い合わせ
参考価格 要問い合わせ
体験版

工事見積書Super4

建築、リフォーム、内装仕上、電気などの建設業向けの見積書作成ソフトです。

特 徴

  • 階層型工事見積書の内訳も無制限で簡単に作れる
  • 労務費の積算だけでなく法定福利費も計算できる
  • 普段使用しているエクセルファイルに見積書を変換することも可能
  • 専用のエクセルファイルを使用できれば、スマホでの簡単な編集もできる
提供形態 買い切り型
参考価格 簡易版・・・7,700円(1ライセンス)
標準版・・・15,400円(1ライセンス)
体験版

リフォーム会社の見積作成なら『建築業向け管理システム アイピア』

建築業向け(リフォーム・工務店)管理システム アイピア

アイピアは建築業に特化した一元管理システムであり、顧客情報、見積情報、原価情報、発注情報など工事に関する情報を一括で管理できるため、情報集約の手間が削減されます。
さらに、アイピアはクラウドシステム。外出先からでも作成・変更・確認ができます。

まとめ

リフォーム見積システムは、どれでもすべてが一緒ではありません。
まずインストール型とクラウド型に分かれ、それぞれにメリットとデメリットがあります。

さらに、すべてのリフォーム見積システムの機能は一緒ではなく、業者によってほとんど付いていないものから、さまざまな機能と一緒に他業務との連携もしやすく使いやすいものもあります。

ほかにも、使いやすさやサポート体制、セキュリティはチェックして業者を選びましょう。
機能が充実していて感覚的に使用でき使いやすいリフォーム見積システムを選ぶなら、アイピアがおすすめです。

執筆者情報

関連記事

  1. 【例文あり】失礼にならない 見積進捗確認メールの書き方! ポイントも解説

    【例文あり】失礼にならない見積進捗確認メールの書き方!ポイントも解説

  2. 電子請求書とは?導入のメリットやインボイス制度との関係を解説

    電子請求書とは?導入のメリットやインボイス制度との関係を解説

  3. 作業日報とは?書き方やポイントを徹底解説

    【建築業向け】作業日報とは?書き方やポイントを徹底解説

  4. 施工管理で重要な安全管理とは?業務内容や資格・スキルをご紹介

    施工管理で重要な安全管理とは?業務内容や資格・スキルをご紹介

  5. 「御見積書」?「見積書」?正しい書き方やメール送付のポイントを解説

    「御見積書」?「見積書」?正しい書き方やメール送付のポイントを解説

  6. 見積書に発行義務や法的効力はある?押印の必要性や有効期限も解説!

    見積書に発行義務や法的効力はある?押印の必要性や有効期限も解説!