工事完了報告書エクセルテンプレート
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工事完了報告書とは
工事完了報告書は、建築・建設業の請負業者が完工したタイミングで、施主や取引先に提出する書類です。
契約通りに工事が完了したことを報告・確認する書類であることから「工事完了報告書」といいます。
工事完了報告書は取引の内容を証明する書類であるため、工事に関する情報や請負金額、場合によっては施工写真など様々な情報を正確に記載する必要があります。
工事完了報告書の書き方
工事完了報告書は、主に以下の方法で作成します。
- 元請け業者の専用フォーマットを活用する
- 施工期間の決定
- 市販の書式を使用し手書きで作成する
- エクセルやワードなどのテンプレートを活用する
どの作成方法においても、記載すべき項目は同様です。
ここでは、工事完了報告書に必要な項目と注意点をご紹介します。
タイトル
「工事完了報告書」「工事完了・同確認書」などフォーマットによって様々ですが、工事完了報告書であることが分かるタイトルを記載しましょう。
管理番号・作成日
工事完了報告書は、元請け業者から確認を求められた場合や何かトラブルがあった場合に、すぐに対応できるよう番号を記載しておく必要があります。
通し番号のみで採番する場合や年月日を頭につける場合など方法は様々ですが、自社にあった採番方法で管理しましょう。
また、取引を証明する書類として作成日も忘れずに記載しましょう。
取引先・施主の情報
元請け業者や施主の名前や住所、電話番号を正確に記載します。
宛名は省略せず、正式名称で記載しましょう。
※記載例
- (株)→株式会社
- (合)→合同会社
- (名)→合名会社
- (有)→有限会社
- (資)→合資会社
現場名・工事件名
他の工事と混同しないよう、工事名は場所や業者名等などを入れ、できるだけ詳しく記載しましょう。
工期
工事を行った日を正確に記載します。
中長期に渡る工事の場合は、工事期間として「着工日」と「完工日」を入力するようにしましょう。
請負金額
請負金額を記載します。
金銭面のトラブルは非常に多い為、請負契約書を確認し、正確に記載しましょう。
また、工事において別途かかった材料費も記載する必要があります。
この場合は、必ず領収書などを控えておくようにしましょう。
工事内容
工事内容や取引に関する内容を簡単に記載します。
工事内容
以下の項目は、元請け業者によって記載を求められる場合や、自社の方針で記載する必要がある場合があります。
- 工事場所
- 特記事項
- 市販の書式を使用し手書きで作成する
- 工事完了写真
記載を求められた場合に困ることのないよう、あらかじめ把握しておきましょう。
まとめ
工事完了報告書は、工事が完了したことを報告する重要な書類です。
今回ご紹介した、テンプレートを活用し、記載項目などを満たした適切な工事完了報告書を作成しましょう。
建築業では、工事完了報告書だけでなく請負契約書や工事挨拶状といった様々な書類を作成する必要があります。
またこういった書類作成業務は、顧客や取引先が増加する程、書類作成や管理に多くの時間を要します。
弊社が提供する『建築業向け管理システム アイピア』は、入力したデータを様々な書類で活用することができるため、ワンクリックで書類を作成することができます。
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書類作成に手間を感じている方は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。