保証書エクセルテンプレート
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保証書とは
保証書とは、人や製品について、一定の条件で保証する旨を記載する文書のことです。
保証書の種類には、以下のようなものが挙げられます。
人に関する保証書
- 身元保証書
- 連帯保証書
製品に関する保証書
- 製品保証書
- 品質保証書
製品に関する保証書は、購入した製品に不具合や故障が見つかった際に必要です。
消費者は、保証書に示された条件内で、修理や交換を依頼することができます。
工事保証書とは
工事保証書とは、工事を依頼した顧客の敷地や建物について、一定の条件で保証する旨を記載する文書のことです。
工事を行う業者が任意で作成する場合が多いため、保証内容や保証期間は業者によって変わります。
工事保証の保証対象は、主として施工業者の過失や事故に起因する故障や破損などです。
そのため、気象条件などの外的要因については保証の対象外であることがほとんどです。
工事保証書を作成する際は、免責事項について詳しく設定し、保証対象や保証内容を明確に示しましょう。
また、工事保証には、メーカー保証と自社保証の2種類があります。
それぞれの概要について、以下で確認しましょう。
メーカー保証
メーカー保証とは、工事に使用した製品に不具合が生じた場合に、その製品を販売するメーカーが再工事を保証する制度です。
ただし、施工業者とメーカー(製品の販売業者)のどちらに責任があるかを判断するのは簡単ではありません。
たとえば、塗料メーカーは、認定施工店制度によって塗装業者の審査を行うことで、この問題に対処しています。
メーカーが認めた業者が施工を担当することで、不具合が生じた場合の原因は塗料であると判断でき、責任の所在が明らかになります。
自社保証
自社保証とは、施工業者が工事の保証を行う制度です。
メーカー保証がない製品を使用した工事であっても、保証書に示した条件内で修理や交換が保証されます。
顧客にとっては安心できる制度であり、信頼関係の構築につながるでしょう。
工事保証書の基本記載項目
保証書は、業者が任意で作成する場合が多く、フォーマットも様々です。
以下は、工事保証書を作成する際の基本的な記載項目です。
- タイトル
- 作成日
- 宛名
- 発行者情報
- 保証対象となる工事の情報
- 保証内容
- 免責事項(保証の適用外となる事項)
- 保証期間
保証書作成時の注意点
保証書を作成する際、特に注意したいのが以下の3点です。
- 保証内容
- 免責事項
- 保証期間
これらは、業者や保証対象によって様々に異なります。
しかし、保証内容が不透明であったり、複雑すぎたりする場合、業者に対する不信感が募ります。
顧客にとって分かりやすい保証書を作成するようにしましょう。
また、実際に修理や交換をするときのことを考え、免責事項を詳しく設定しておきましょう。
たとえば、以下の故障や破損は保証の対象外に設定しておくのが一般的です。
- 顧客の仕様上の誤りや、過失・改修に起因するもの
- 材料の自然特性や経年劣化に起因するもの
- 自然災害や公害、異常電圧に起因するもの
まとめ
保証書は、人や製品に関して、一定の条件で保証する旨を示す書類です。
保証書の作成には手間がかかりますが、テンプレートを用いることで作業を効率化することができます。
本サイトでは、必要項目を入力するだけで作成できる保証書のテンプレートをご用意しています。
無料でご利用いただけますので、ぜひご活用ください。
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