人事管理・給与管理は、「人材」を司る大変重要な業務です。
- 採用業務
- 人員配置
- 教育・研修
- 採用管理・人材管理
- 各種手当や控除の管理
- 給与支払い
- 支払い口座管理 など
人事管理/給与管理での問題点・トラブル
業務に必要なコストが膨大すぎる
- 採用業務⇒労務手続き(住民税切替、社会保険、雇用保険)
- 人事業務⇒人員配置のための評価(採用評価、業務評価会議)
- 教育業務⇒業務配置ごとの研修
- 給与業務⇒評価管理、手当の基準、事務処理など
上記に記載したように、人事管理・給与管理には
さまざまな業務コスト(人件費、時間等)がかかります。
手間の多い非効率な仕組みで働いていては、
ただでさえ業務コストのかかる業務に、必要以上の時間をかけることになります。
そのせいで本来かけるべき部分に資金的・時間的コストをかけられなくなっては
意味がありませんよね。
評価基準の不明確化
賞与や昇給・昇格などの基準は明確になっていますか?
社員によって手当の額が違うなど、社長の裁量で給与額が違うケースは
リフォーム会社でもよくあるケースのようです。
こういう事態は、社員のモチベーションにも関わるうえに
一人一人で別の給与額計算が必要であるため事務経理担当の社員に負担がかかります。
また、社長の裁量で対応できる範囲に落ち着くため、社員数を増やせずに
会社規模がいつまでも変わらず会社成長の妨げになることがあります。
作業ミスのリスク
とくに給与管理は、ひとつ間違えるだけで社員の給料に影響が出るため
手作業で管理しているときのミス対策には膨大な時間と集中力が必要です。
万が一ミスが発生したら、ミスを取り戻す時間もさることながら
ミスをした社員も、ミスされてしまった社員にも心理的なストレスが強く
従業員エンゲージメント(社員の帰属意識・会社への信頼感)に影響があり
最適な企業運営とは言えない状況になってしまいかねません。
人事管理/給与管理システム導入のメリット
データの蓄積ができる
システムを使えば、業務に関わるあらゆる情報が蓄積できます。
(社員名・住所・役職や職種・勤続年数・マイナンバー・扶養家族など)
こういった社員の個人情報は社会保険や年末調整などで必要になりますが
データの蓄積・保管ができていれば必要な時に即座に引用が可能です。
例えば営業担当なら受注に応じてインセンティブの管理が必要ですが
営業進捗管理のシステムと連携していれば更に効率的な作業ができますね。
業務の標準化
これは人事/給与管理のシステムに限った話ではありませんが、
多くの管理システムは、知識が十分でない担当者でも安心して使えるように
機能面が設計されていたり、システム会社からのサポートを受けられる
ようになっています。
担当者の退職や配置転換があったとしても、後任の担当者が
すぐに業務に取り組めて、スムーズに給与計算業務などに従事することができます。
人事/給与管理などのシビアな対応が求められる業務だからこそ、
業務の標準化は大変高い効果を期待できるはずです。
給与計算の自動化
給与計算の対応には、雇用保険料や社会保険料の控除対応が発生します。
システムを使えば、総支給額を入力するだけで控除額を自動計算できるので
手入力の手間を一気に減らすことができます。