トライアル版(お試し版)を活用しよう

システム会社の営業マンからシステムのプレゼンを受けたあとに
「無料お試し」をお願いするケースがあります。

これから長い間使っていく事になるかもしれないので、
社員が使いこなせるかどうかなど色々確かめたいですよね。

ただ、「無料お試し」をやることでむしろシステム導入を諦めるケースがあります。
残念ながらそのほうが多いようです。

無料お試しを利用することは、使用感を確認する方法にはなります。
以下の注意点に気を付けて、無料お試し版を効果的に活用しましょう。

無料お試し版にありがちなこと

忙しくて結局使わない

とりあえずプレゼン時点では判断できないので・・・ということで
無料お試し版を用意してもらったまでは良かったものの
業務が忙しくて結局自分たちで使ってみる時間を取れないというのは
無料お試し版の「あるある」です。

ほとんどの場合、結局無料お試し版を使う事なくお試し期間が終わります。
業務の忙しさ的に仕方のないことですが、もったいないですよね。

使い方が分からず放置

プレゼンの時はとても良さそうに見えたのに、
いざ無料お試し版を使い始めると何が何だか分からない・・・というのも
よくあるケースです。

「プレゼンでは良さそうに見えたのに!」と驚いてしまいますが
システムというのは様々な機能があるものなので、
一度見ただけで覚えられる方というのはなかなかいないものです。

対策「営業マンに付き合ってもらう」

できれば、無料お試し版をもらう時点で
あらかじめ「システム会社の営業マンと一緒に使ってみる時間」を用意しましょう。

御社のスタッフが好き勝手に使う時間を、営業マンに見守ってもらうのです。
「普段使っているExcelのデータを入力してみる」
「何か業務があった前提で操作してみる」などやる事はなんでも構いません。

営業マンに依頼してみましょう。
おそらくシステム会社の営業マンも無料お試し版の利用者は
契約率が低いことを理解しているので断ることはないはずです。