勤怠管理は、社内の「ヒト・モノ・カネ」のうちの「ヒト(人材)」
に関わる重要な業務です。

  • 出勤、退勤、休憩時間の管理
  • シフト管理

勤怠管理で起きうるトラブル

サービス残業が横行してしまう

出勤簿にハンコを押すだけの出勤管理を行う会社もまだまだたくさんあります。
これでは社員が何時に出社して、何時に退社したのか正確な情報が分かりません。

リフォーム会社は営業、現場、事務など職種を問わずに
膨大な業務量があることが多く、社員の方々はついサービス残業で対応しがちです。
それが「会社として勤怠管理がゆるい」となおさらです。

休日出勤などが通常化して「ブラック企業」の烙印を押されてしまう前に
早急な対応が必要です。

「自己申告制」で正確さの欠落

社員が自分で出退勤時刻を申し出る「自己申告制」の勤怠管理をしていると
「認識違い」によるトラブルが発生する事があります。

「退勤準備も含めて勤務時刻とする」
「いったん勤怠を区切ってから退勤準備をする」など認識違いがあると
少なくとも退勤準備分の10数分の差が社員同士で発生してしまいます。

この誤差が月単位にもなると、一人あたり2~3時間は差が生まれます。
社員の方々はこういった誤差を敏感に察知しているものです。
会社として対策しなければ、社員のモチベーションは少しずつ下がってしまいます。

直行・直帰の打刻が手間

営業担当の社員でも外回り対応が多い場合、直行直帰になることもありますよね。
その際に、わざわざ退勤打刻のために事務所に戻ったりするのは
営業マンにとって面倒な手間以外の何物でもありません。

勤怠管理システム導入のメリット

正確な給与計算に繋がる

正確な出退勤時間が確認できれば、正しい勤務時間のもとで給与計算ができます。
自己申告制で管理していた場合に発生しやすい認識違いも無くなれば、
公正な管理・判断をしていることが全社的に広まり、モチベーション低下も防ぎます。

コンプライアンス遵守による企業健全化

いまどき、コンプライアンス(法令遵守)はアピールポイントではなく
「当たり前の超最低条件」です。

細かな対応ミスによるトラブルによってブラック企業認定されることもあります。
各社員の自己判断でサービス残業、休日出勤をしていた場合でも
会社として対策をとっていなければ「企業問題」に問われてしまいます。

どの社員がどの時間働いているか、勤怠管理を正しく正確に管理することで
トラブルを未然に防ぎ、企業の信頼向上に繋げることができます。

打刻者・管理者ともに業務効率アップ

最近は打刻そのものをタブレットやスマートフォンで行うシステムも増えてきました。
打刻を行う社員たちは正確な勤怠管理を簡単にできます。
直行直帰の営業マンでも、スマホからの打刻で手間なく処理が可能です。

また、勤怠情報を管理して給与計算を行う担当社員の方も、
自分で計算するような手間を一切省き、集計業務を効率化することができます。